ロシアでは大統領が自分に都合の悪いマスメディアを排除してしまつたが、日本ではマスメディアが自分の考へ方に合はない首相を排除してしまつた。
安倍首相は「戦後レジームからの脱却」を掲げたが、それは殆んどのマスコミの考へ方と敵対するものだつた。保守系である読売新聞でさへも多くの記者は戦後レジームからの脱却なんてとんでもないと思つてゐたし、産経新聞でさへも若い記者アンチ安倍だつた。
だから、安倍政権を貶しめるニュースがどんどん作られて、その正当性がさして検証されることなく同じ内容のままで日本中にばらまかれて行つたのだ。かうして、この政権に対する国民の支持はなし崩しにされたのである。
報道言論の自由が侵害されてゐると言はれてゐるロシアが、経済力を高めて軍事力を増強させ世界に対する発言力をどんどん強めてゐるのに対して、日本はテロ との戦いへのささやかな寄与である石油の供給さへも、マスコミと左翼の力で差し止められて国益を失ひかねないありさまだ。
日本の自由で強大すぎるマスコミの力が今やこの国の将来を危ふくさせてゐる。さう言つてもよいのではないだらうか。
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